ピロリ菌陽性者は一般的に発展途上国に多く見られ、欧米をはじめとした先進国では少ないとされています。しかし先進国であるはずの日本は•••••先進国の中でも著しく感染者が多く、50歳以上では7割が感染しているという統計が出されています。
気になる感染経路は、主に保菌者の糞便や嘔吐物から環境に放出され、井戸水や川、池、ハエ、動物の糞便などを通して、ヒトに摂取されると考えられています。
そして 日本での菌陽性者は、年齢が高くなるにつれて増加し、年齢が低くなるにつれて減少する傾向にあります。
最近では20歳以下のピロリ菌陽性者はほとんど見られなくなりました。これは、現在上下水道の整備が全国的に進んだためと考えられています。
その為、特に50代以上の方はピロリ菌検査を意識した方が良いかもしれません。

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