では、熱中症の症状とはどんな症状があるのでしょうか?熱中症の症状としては、
めまい、失神や立ちくらみ、筋肉痛、こむら返り、頭痛、嘔吐、全身倦怠感、意識障害、けいれん、高体温などが挙げられます。
熱中症は暑い環境の中でスポーツ・肉体労働などを行うことによる『労作性熱中症』と暑い環境の中で長時間過ごすことによる『非労作性熱中症』に分けられます。
その中で非労作性熱中症は重症例が多いです。なぜなら、労作性熱中症は健康な方が短時間で発症するためすぐに気付き治療への反応も良いため重症例は少なくなっています。ところが非労作性熱中症は日常生活の中で徐々に進行し、周囲の人に気付かれにくく対応が遅れる危険性があります。特に高齢者は熱への感受性、体温を調節する能力も低く、治療への反応も悪いため、重症例が多くなっているのです。その中でも高血圧・糖尿病・認知症などの持病がある方は重症になりやすくなっています。
身近に高齢者がいらっしゃる方は、高齢者の熱中症には十分に注意してください。また、乳幼児も高齢者と同様に体温調節をうまく行うことができないため、熱中症を起こしやすくなっています。乳幼児の親御さんは、特に注意して熱中症対策を行うようにしましょう。
熱中症により脱水になり血液内で血栓ができ、心筋梗塞や脳梗塞等も引き起こす原因になるためこまめな水分補給して下さいね!

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